FXで勝ちたいなら
資産運用というと、一部の資産家だけのものというイメージがあるという人も少なくないでしょう。しかし、今の時代はむしろ一般層にこそ資産運用が必要だと言われています。特に、現在定職についているサラリーマンこそ、いつ如何なるトラブルが起きても対応出来るような副収入の存在が重要視されているのです。サラリーマンでも参入可能なFXの中でもキーワードだとされている、通貨ペアとはどのようなものなのでしょうか。
通貨ペアとは、FXで売買する2つの国のことを表しています。決済通貨と基軸通貨があり、FX業者によって取り扱っているものが違います。アメリカドルと直接関係している「ドルストレート」と、円が関係している「クロス円」という仕組みに分けられているということを覚えておきましょう。通貨ペアで確認しておかなければいけないのが流動性リスクです。流動性が高い通貨ならば信頼性が高く安心できます。逆に低い場合は値動きが激しくなるという特徴があるのです。新興国通貨は値動きが激しいので大きな利益を狙いやすいという特徴があります。トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなどが代表格です。
今回は通貨ペアについての記事を書かせていただきました。通貨ペアをどのような組み合わせにするのかということがFXの根幹を担う重要なポイントだと言えるでしょう。つまり、子の知識を身につけるということは勝ちに一歩近づくということなのです。是非とも最後まで読んでください。何卒よろしくお願いします。
通貨ペア基礎知識
売買する2つの国の通貨のことを「通貨ペア」と言います。例えば、「アメリカドル/円」のように表現されることが多く、この「/」の左側を基軸通貨と言い支払う通貨のことを表しています。右側は決済通貨と言い、購入する通貨のことを指しています。世界には様々な通貨があるので、その組み合わせは無限だと思う人もいるかもしれませんが、FX業者によって取り扱っている通貨ペアが異なるため注意が必要です。
通貨ペアには2種類の仕組みが大きく分けて存在します。ひとつは「ドルストレート」です。これはアメリカドルが直接関係している通貨ペアのことを指しており、「ユーロ/ドル」、「ポンド/ドル」と言ったものが例として挙げられます。このドルストレートは2カ国の力関係で相場の動きが決まるため値動きが読みやすいという特徴を持っています。また、相場の動きが比較的安定していることも挙げられます。
もうひとつは「クロス円」です。これはアメリカドル以外の通貨が基軸通貨になっている日本円の組み合わせです。これは複数の通貨の影響を受けるため、値動きが読みづらく、不安定だと言われています。しかし、日本人ならば馴染みの深い円なだけに情報が入ってきやすいという特徴もあります。
流動性リスクに注意
FXで稼ぐのならば必ず流動性リスクに気を付けなければいけません。何故なら、流動性の低い通貨は価格が不安定だという点や、売りたいときに売れなかったり、買いたいときに買えなかったりと不自由が生じます。そのため、タイミングを逃して大きな痛手を負うことにもなりかねないのです。そのため、例えば買い注文と同じだけの売り注文が無ければ値段は上昇を続けます。逆もまた然りです。
そのため、FXで取引をするのであれば、アメリカや日本のように先進国の通貨を取り扱うようにしましょう。このような大国が財政破綻を起こすというリスクは極めて少ないため、通貨としての信頼感も高いのです。さらに、市場で取引されている量も多いため、流動性が高く、FXトレードでは安定して勝つことが出来る通貨だと言えるでしょう。
流動性リスクについて考慮しない取引というのはギャンブルと同じです。そのため、もしも安定してFXで資産形成をしたいという思いがあるのなら、取引量の多い先進国の通貨を扱うようにしましょう。もちろん、その他の国も取り扱って良いですが、メジャー通貨を扱いきることで安定感のある取引が可能となり、未来に向けた貯蓄が出来る様になるのです。
新興国通貨
「マイナー通貨」とも呼ばれることがあるのは新興国通貨です。こちらは値動きが非常に大きいという特徴を持っているため、しっかりと狙いを定めてポジションを獲得すれば一撃で大きな利益を獲得出来るという魅力を持っています。しかし、それだけ値動きがあるということは流通量が少ないだけでなく信用度も低いということです。そのため、安定感を求める人には不向きな通貨だと言えます。
では、具体的に新興国通貨とはどのようなものなのでしょうか。代表的な通貨から説明していきましょう。トルコリラは経済成長に期待が持てるため政策金利が非常に高いです。日本は今低金利時代なので、相性が良いと言えるでしょう。南アフリカランドは世界的な資金移動の影響を受けやすいため、値動きが激しいことで知られています。それほどでないにしても、メキシコペソもアメリカの影響を受けるため、値動きが大きい通過だと言えるのです。
このような新興国通貨で通貨ペアを取った場合、気を付けなければいけないのが世界的なニュースです。そのため、英語はもちろんのこと、現地語でのニュースも何かしらの方法で手に入れる必要があるでしょう。場合によっては、その国の言葉を学習するのも良いかもしれません。