スキャルピングとは
いくら会社でキャリアを積んだとしても、それが還元されるとは限りません。10年間同じ会社に勤めたとしても給料がろくに上がらないというのも珍しい話ではないと言われています。そのため、副収入を自分の力で勝ち取る努力が必要なのです。サラリーマンの副業として人気を集めているFX。そのトレードスタイルのスキャルピングとはどのようなものなのでしょうか。
スキャルピングは1日に数回から数十回取引を行うという特徴を持っているトレードスタイルです。そのため、時間足は1分足チャートを多用します。しかし、それだけを見てポジションを保有するのは危険です。必ず長い時間足も併用して見るようにしましょう。1〜10pipsの間で利益をコツコツ取るという考え方も大切です。テクニカル分析を勉強することも忘れずに行なってください。また、時間帯にも注意をするようにしましょう。スキャルピングを行うときには世界中の市場の動きを考える必要があります。特に、15時は東京オプションカットやヨーロッパ勢の市場参入があるため、一旦決済してしまうことが大切です。さらに、通貨ペアにも気を配るようにしましょう。流動性だけでなく、その通貨ペアについての情報を得やすいかどうかにも気をつけてください。
FXトレードの中でも人気が高いスキャルピングについての記事を書かせていただきました。スキャルピングについて感じている素朴な疑問や勝率の上げ方などを知りたいという人には最適なページになっています。是非とも最後まで読んでFXライフに生かしてください。何卒よろしくお願いします。
勝つために必要なこと
スキャルピングは超短期間で取引を繰り返すという特徴を持っています。そのため、1分足チャートを活用しましょう。しかし、ただ闇雲に1分足チャートばかりを見ていても勝率を上げることは出来ません。それ以外にもしっかりと長い時間足も併用して、相場全体を掴むということを心がけてください。SNSなどでは「1分足以外は見ない」という言葉も書いてある場合もありますが、鵜呑みにするのは危険です。あくまでも相場全体を把握してから、1分足を見てエントリーを決めるようにしましょう。
また、利益を手堅く得るためには1〜10pipsの間でとどめておくことにしましょう。この際、スプレッドが広いFX会社を利用しているとせっかく出た利益を溶かしてしまうことになるので、出来るだけスプレッドの狭いFX会社を利用するようにしてください。これを繰り返すことによって、累積で100pips以上の利益を出すことも可能です。
また、スキャルピングは短期間で取引を繰り返すので、ファンダメンタルズ分析を利用してもノイズが発生してしまう恐れがあります。そのため、テクニカル分析を徹底的に磨き上げるようにしてください。ネットや書籍などでテクニカル分析について書かれているものは沢山あるので、空いている時間を使って勉強するようにしましょう。
時間帯に気を付ける
FXトレードは当たり前ですが日本だけで行われているものではありません。全世界の人がそれぞれの市場に参加して行われています。そのため、その時間帯によって相場の動き方が変わるということを覚えておきましょう。24時間取引が可能なFXトレードだからこそ、その時間帯ごとの特性を理解しておくということが大切なのです。
スキャルピングを行うために最適な時間帯は、まず9時から17時の間です。東京市場はニューヨーク市場の後半やオセアニア市場の流れを受けているため、穏やかな動きをすることが多い横ばいのレンジ相場になることも多いため、米ドル・円を通じてコツコツと稼いで行くようなイメージです。しかし、金融機関と顧客の外貨取引の基準レートの仲値が決まる9時55分ごろは動きが活発になることもあります。
また、注意しなければいけないのが15時前後です。こちらは通貨オプションの権利行使締め切りとなる東京オプションカットがあるため、チャートの動きが大きく動くことがあります。さらに、ヨーロッパ勢が参加し始める時間になると相場がトリッキーな動きをし始めることもあるため、一旦15時で決済をして、ロンドン市場の動きを見てからポジションを保有してみてください。
通貨ペアについて
スキャルピングは超短期間でトレードを行うため、その通貨ペアの動きが活発であることが求められます。もしも持っている通貨ペアに流動性が無ければ、動きに応じてポジションを取ることが出来ないからです。そのため、通貨ペアを考えるときには、その通貨ペアがどのような流動性を持っているのかということに注目をしてください。
また、通貨ペアを持つときに気をつけるポイントのひとつとしてメジャーな通貨ペアを選ぶというものがあります。極端にマニアックな通貨ペアを選んでしまった場合、その情報を得ることが難しくなります。また、そのような通貨ペアは安定感にもかけてしまうため、米ドル・円や世界的に使われているユーロ・米ドルなどを選ぶようにしましょう。
通貨ペアの流動性の激しさが利益を上げるポイントとなるスキャルピングですが、その変動の上下だけで通貨ペアを決めるというのも注意が必要です。何故なら、あまりにも突発的に大きい変動を起こす通貨ペアというのは動きが読みづらいためリスクを抱えるということに直結するからです。有名なところではポンド・円などは変動が急だと言われているため、ある程度知識や経験を持つまで避けるようにしましょう。