FX投資とは?
資産運用というワードを聞くと、ポジティブなイメージがわくのに対して、投資というワードを聞くと、危険や破産などネガティブなイメージがわくのはどうしてでしょうか?確かに投資にはハイリスクハイリターンなものもありますし、100パーセント利益がでるという性質のものではありません。
しかし、低金利が続いているために、銀行に預けていてもATMの利用手数料でわずかな金利すら飛んでしまう時代に、何の対策もせずに銀行に預けっぱなしでは、将来を不安視するしかできなくなってしまうのです。今回の新型コロナウイルス騒動のように、会社が倒産してしまったり、リストラに合ってしまったり、仕事はなくならないものの、収入が大幅に減らされるなど、いつ新型コロナウイルス以前のような安定した定期収入を得ることが出来なくなるのか、誰にもわからない状況なのです。こんな状況でも、将来は何とかなるだろうと思っていますか?
投資でもっとも重要なことは、リスクを最小限に抑えながら、上手に資産運用をするということです。しかし、投資の事を良く分かっていないという方にとっては、リスクを少なくする投資とは何から始めたらよいか想像しにくいと思います。そこでこちらのページでは、これから初めて投資にチャレンジするという方のために、初心者におすすめの投資方法であるFXを中心に、いかにリスクを回避しながら資産運用をすすめていくかといった情報を紹介していきます。
投資のリスクについて
投資を始めるためには、最初に投資のリスクについて深く理解をしていくことが重要になります。リスクの内容をしっかりと理解することができれば、リスクを回避することも可能ですし、最初からリスクを軽減するような動きをすることも容易です。
投資には色々な種類があり、それぞれにリスクが潜んでいます。投資のリスクは、「株価変動リスク」、「金利変動リスク」、「為替変動リスク」、「信用リスク」、「カントリーリスク」、「流動性リスク」、「REITの価格変動リスク」、「物価変動リスク」、「期限前償還リスク」、「再投資リスク」、「集中投資リスク」、「個別銘柄選択リスク」、「カバードコール戦略リスク」、「貸付債権リスク」などがあります。
これらは、一般的な投資のリスクの主たる物です。全ての投資に当てはまるわけではありませんので、どの投資にはどのリスクが付きまとってくるのかをしっかりと理解することが重要になります。リスクをそれぞれ理解する事ができれば、どの投資方法にチャレンジすべきかが分かってきます。一般的にリスクが大きな物は、利益も大きい傾向があります。確かに利益が大きい方が魅力的に見えてしまうかも知れませんが、初心者の方は、ローリスクローリターンな投資を選ぶのが成功のカギとなります。
ローリスクな投資
投資初心者の方はいきなりハイリスクハイリターンな投資をするのではなく、気楽に始められ、気楽に続けることができるローリスクローリターンな投資を選ぶようにしましょう。
最もローリスクローリターンな投資といえば、銀行にお金を預ける「普通預金」です。普通預金は、超ローリスクで超ローリターンな投資方法ですので、投資と言われることがあまりないのですが、れっきとした投資になります。しかし、一般的な銀行では、金利が0.01パーセント程度になっております。例えば100万円を1年間預けたとしても、年間で100円にしかなりません。10万円では、10円にしかならないのです。確かにタンス貯金と比べたらいくらかマシですが、投資をするのでしたら、もう少し利益のでる投資をした方がよいでしょう。
ローリスクローリターンな投資として今回ご紹介したいのが、FX投資です。FX投資は、ハイリスクハイリターンだと紹介されることもありますが、要はFXの仕方が問題なのです。FXでは、損失を最小限におさえることが出来る損切りという手法もありますし、設定した証拠金以上の損失を出さないための仕組みとして強制ロスカットという仕組みがあります。この損切りと強制ロスカットさえあれば、映画やドラマのようなFXで大損して借金生活といった事にはなりません。
FXの魅力
FXは、初心者の方にとっておすすめの投資方法になります。どのような点が魅力的なのかというと、平日ほぼ24時間取引できるという事です。やはり投資を始めるにあたって、本業がある方にとっては、本業以外の時間にできなければ意味がありません。就業中にトイレにこもって投資をするような、支障がでるやり方では意味がないのです。幸いFXは、平日ほぼ24時間取引できるようになっておりますので、就業時間が終わって帰宅した後にも作業することができますし、通勤時間などを利用してスマートフォンなどからアクセスをして取引することも可能です。この使い勝手の良さはFXならではの魅力となっています。
また、FXは投資として注目されている外貨預金などと比べて、手数料が圧倒的にリーズナブルという魅力もあります。為替レートでは売る時と買う時の双方の差額をスプレッドといいます。基本的に通貨の売買に関しては取引などに関する手数料はかからないようになっているのですが、外貨預金のスプレッドと比べてFXのスプレッドは数十分の一から数百分の一くらいで済んでしまいます。初心者の方は、それほどお金を使えませんので、利益は少なくなっております。その為、手数料は低ければ低いほど良いと言えます。
レバレッジとは
FXをする上でレバレッジを知ることは重要になります。このレバレッジがあるからこそFXは初心者におすすめになっているのです。レバレッジはどのようなものなのかというと、少ない資金で大きな取引をすることができる仕組みの事です。これから投資を始めようと思っている中には、始める時点で自由になるお金が少なかったり、いきなり大きなお金を使うのに抵抗があるという方が大半を占めています。ローリスクローリターンな投資ですから、資金が少なければそれだけリターンも少なくなってしまいます。
しかしFXでは、レバレッジの効果によって、証拠金として預けた金額の25倍までの資金効率を高めることができるようになっているのです。もちろん、そういった時のためにしっかりと対策が採られています。例えば、証拠金維持率が、設定した水準まで下がった時に教えてくれるプレアラート通知やアラート通知の機能であったり、証拠金維持率がロスカット水準を割り込んでしまってもすぐに動けないような時のために、自動的に清算しロスを最小限にする仕組みなどもあります。また、これらの他にもスロップロス注文などの仕組みもあります。こういった損をさせない。損が出てしまっても最小限に抑えることができる仕組みがあるので初心者にもおすすめなのです。
FXのはじめ方
FXを始める前に用意しておかなければいけない物があります。FXには取引口座が必要になります。取引口座の開設手続きを行う場合には、本人確認書類やマイナンバーが必要となりますので事前に用意するようにしましょう。また、FXの取引はインターネット上で行います。当然、スマートフォンやパソコンが必要になります。パソコンで取引を行う場合、一定レベル以上のスペックが必要となりますので、一度所有しているパソコンのスペックを確認するようにしましょう。スマートフォンにダウンロードしたアプリだけでも十分にはじめる事ができますので、対応しているスマートフォンがあれば問題ありません。
準備が完了しましたら、次にFX会社を選びます。FX会社のサービスは、それぞれ特徴がありますので、しっかりと見比べた上で選んでいかなければいけません。初心者の方がFX会社を選ぶ場合には、最低取引単位、スプレッドの狭さ、約定力の高さ、スワップ金利の高さ、取引通貨ペアの設定数、システムトレード自動売買ツールの信頼度や使いやすさなどから選ぶことが重要になります。インターネット上には、これらを比較したホームページやブログなどもありますので、参考にしながら自分にぴったりな会社を選ぶようにしてください。