スイングトレードとは
FXのトレードスタイルはいくつかありますが、その中の一つにスイングトレードがあります。FXのトレードスタイルの中には中期的な期間で運用する方法になります。数日間を一つのサイクルにして、まとまった利幅を狙っていく売買方法です。FXトレーダーの中ではポピュラーな運用方法といえます。サラリーマンや主婦のような家事や仕事など別にやるべきことがあって、FXに参加できる時間に限りのある人にマッチしています。
スイングトレードで注文したら、数日間値動きなどの様子を見ます。そして利益の出そうなタイミングで決済して利益確定します。投資である以上、予想とは逆の方向に変動することも十分あります。この場合自分の中でラインを決めて、それに差し掛かったところで損切りすることも大事です。デイトレードやスキャルピングの場合、なかなか画面から離れられないところがあります。ちょっとした値動きでもどんどん取引していく必要があるからです。しかしスイングトレードの場合、空き時間を使ってちょっと現状を確認するだけで十分です。副業感覚でFXトレードしてみたいと思っている人におすすめのスタイルです。
FXの場合時差の関係で、24時間いつでもトレードしています。スイングトレードを行っているサラリーマンや主婦の中にはトイレ休憩やお昼休み、帰宅後の夜間などの時間の空いているときにトレードしている方も少なからずいます。取引時間が長いため、FXとスイングトレードは相性は非常に良いです。
基本的な注意点
FXでスイングトレードをする場合、まず注意してほしいことがいくつかあります。まずは指値注文とストップ注文の設定をすることです。スイングトレードは普段ずっと取引画面を見られない人が多いです。一方24時間世界中のどこかで取引しているため、自分が目を離しているときに思わぬ損失を被ることもあります。
そこで利益確定するための指値注文と損切りのためのストップ注文をすることです。いずれも「このラインまで来たら自動的に決済注文を出す」という注文方法です。この設定を行っていれば、自分が画面を見ていないときに価格が大きく変動しても、一定の利益を確保したり、損失を食い止めたりできます。
FX会社のトレードツールによっても若干違いがありますが、指値注文とストップ注文の設定方法はさほど難しくありません。スイングトレードを始めるのであれば、最初の段階でこれらの設定を行っておきましょう。特にFXを行うにあたって、損切りの設定は大事です。損失を確定させるのには抵抗があるかもしれません。しかし判断をずるずる先延ばしにすると、損失がますます大きくなりかねません。損切りのルールを決めているか、そのルールに基づき運用できているかはFXの成否に大きく関係してくると思ったほうがいいです。
トレンドに沿うこと
中長期的に見ると、値動きには一定の流れがあります。これをトレンドといいます。スイングトレードをする場合には、このトレンド重視でその流れに沿った運用をすべきです。中期的なトレードスタイルですから、細かな値動きやブレなどはあまり気にする必要がないです。相場の流れに逆らわないのが基本だと考えましょう。
ただしトレンドはずっと一緒の方向性に進むわけではないです。そこで重要なのは、トレンドの流れの変わるタイミングを見極めることです。そこで重要なのは、トレンドラインの見極めにあります。日々の値動きにラインを引くことで、どのようなトレンドで推移しているのかビジュアル的によりはっきりします。
ラインの引き方には主に2種類の手法があります。チャートの中でも突出して動きのあった場合、その安値同士を結んだ線であるサポートラインです。もう一つは高値同士でラインを引くレジスタンスラインです。いずれも基本的に右上がりになっているのなら上昇トレンド、右肩下がりになっているのなら下降トレンドに差し掛かっていることがうかがえます。チャートにラインを引きすぎると、どれが何かわからなくなることもあるでしょう。その場合には長い方のラインを遺すと見やすくなるので、実行してみましょう。
週末までにクリアに
FXは平日であれば時差の関係で、どこかの地域で取引しています。このため、24時間いつでも好きな時にトレードできます。ただしどの国でも土日はマーケットは休みになります。日本の場合、FX取引は土曜日の早朝から月曜早朝まで取引できなくなります。スイングトレードをこれから始めるのなら、土曜日の早朝まででいったん取引は終わらせておくことも大事です。
土日にポジションを持ち越した場合、その間に何かあった場合に月曜日の早朝一気に値動きすることもありうるからです。FXの取引については土日は休みです。一方FXの取引対象である為替については、土日でも常に動きます。土日にどこかの国でクーデターなどの政情不安が起きた、リーマンショックに代表されるような大きな企業が倒産した、経営危機の情報が流れた、要人が為替に関する重要な発言をした場合、大きく値動きすることもあり得ます。
土日を挟んで大きく変動が起きることは多くはないです。しかしリスクマネジメントを考えた場合に、土日にポジションを持ち越すのはあまりお勧めできません。しかもスイングトレードをしている人は、ずっと画面に貼り付けず、注文も後手後手に回る恐れがあるので土曜早朝までに決済を済ませておくべきです。
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