初心者がデイトレードで勝つコツ

2020/1/14
デイトレード

デイトレードの仕組み

ネット環境さえ整っていれば短時間でどこでも始められるFXのデイトレードとは、1日のうちに為替取引を完結させて、少しずつ利益を上げていく手法のことです。そもそもデイトレードはFXの中で複数種類ある取引方法のうちの1つを言います。FXとは、世界中の為替通貨を取引して利益を得る方法のこと。例えば1ドルを100円で買った後、1ドルの価値が120円になったタイミングで1ドルを売れば、20円の利益が出ます。こうした利益を少しずつ蓄積させて資産を増やしていくのがFXです。

デイトレードは1日の間に取引を終わらせる、FXの中でも短期間の取引方法です。買った通貨をその日のうちに値動きがあったタイミングで売ることで、わずかながら利益を出します。デイトレードは1日に複数回の取引を行うことが前提となっているため、こまごまとした利益をたくさん増やすことにより、1日の中で着実に利益を積み重ねていくことができます。

通貨のトレード中は画面に張り付いている必要がありますが、すぐに通貨を手放してしまえるため他のことをしている時間にFXの心配をしなくて良いのがメリットです。また、1つ1つの取引による利益は些細なものですが、その分損失に繋がるリスクも少ないため、FX初心者におすすめできる方法としても知られています。実際にデイトレードで初心者が勝とうとするのであれば、事前にデイトレードのコツを押さえておきましょう。利益に対する構え方や、空売りの活用方法などに注目してデイトレードを征しましょう。

初心者は利益に貪欲に

デイトレードで儲けようと考えるなら、とにかく利益に注目することが大切です。塵も積もれば山となる、の言葉通り、とにかく些細な利益でも着実に積み重ねて、勝率を上げて利益を膨らましていくことを目標にしましょう。特にFXを始めたばかりの初心者のうちは、取引の感覚に慣れることが大切です。一つの通貨を持ち続けて大きな利益を狙う方法では、取引回数が減ってしまう上に、損失に繋がるリスクも大きくなります。FXを始めたばかりの初心者には、利益を狙って損失のリスクを跳ね上げるやり方はあまり向いていません。

買った通貨の価値が上がって利益になると確信が持てたら、さっさと売って利益にしてしまいましょう。わずかな利益をたくさん狙うことで、取引回数が増えて勝率もどんどん上がり、デイトレードの感覚も身についていきます。経験が増えれば自信もついて、初心者がFXに早く馴染めるようになりますよ。

初心者は利益が少ないことに物足りなさを感じることもありますが、利益が少ない分リスクも少ないというのがデイトレードのメリットです。わずかな額でも、損を出さずに利益を出したという結果を得ることが初心者にとって大切なこと。勝率を上げて取引の経験を積むことが、デイトレードでより大きな利益を稼ぐための近道です。

空売りも利用して

デイトレード初心者が陥りがちなのが、価値が下がるタイミングで通貨を購入すると損になる、という考え。もちろん通貨を買った後で価値が下がれば、買った時よりも安い価値で通貨を売らなくてはならないため、結果的に損が出てしまいます。しかし価格が下がると確信できる場合は、「空売り」を利用して利益を上げることができます。

空売りとは、通貨を買わずに借りて行う信用取引のことです。価格が下がる前の通貨を借りつけて売却し、価格が下がった後でそれを買い戻して利益を得ます。例えば1ドルを100円で借りつけて売却し、1ドル90円になったタイミングで買い戻したとすれば、10円の利益が生まれます。これが空売りを利用して利益を得る方法。

価格の変動を上手く見極められるようになれば、空売りを始めることでさらに利益を上げることができます。ただし空売りの場合にも、読みが外れてしまえば当然損失が生まれます。価格が下がるだろうと踏んで空売りした通貨が想像以上に上がった場合、買い戻す際の損失も想像以上のものになります。当然、空売りは王道的な取引方法ではないため、空売りをメインにしてデイトレードをするのは危険。あくまで利益を上げる方法の一つとして覚えておきましょう。