サラリーマンに向くポジショントレードとは?

ポジショントレードの特徴

FX取引というと、短期間で売買を繰り返すデイトレードを思い浮かべる方も少なくないでしょう。デイトレードは確かに資金を何倍にも何十倍にも増やすことができますが、その代わり初心者には難しい特徴があります。短期間で売買を繰り返すFX取引はプロの投資家や投資のセンスがある方向けです。サラリーマンの方がFXの基礎知識から、FXで勝つコツを学び、毎日チャートを眺めて取引をするのは難しいと感じるのではないでしょうか。

そこでサラリーマンの方が注目したいのが、長期取引のポジショントレードです。ポジショントレードとは、簡単に説明すると数ヶ月から数年間ポジションを持ち続けるやり方です。長い期間をかけて利益を上げていく方法で、毎日チャートを見る時間がないサラリーマンに向いています。時間をかけるのは最初の銘柄選びだけで、あとは社会情勢を確認しながら長期間ポジションを保有していきます。最初の段階で損切ポイントを見極めておけば、放置でFXを運用していくことも可能です。

FXの短期売買にチャレンジしてみても挫折した方や、サラリーマンのように時間が取れない方は、ポジショントレードの特徴をチェックしてみましょう。このサイトでは長期保有するメリットと、どのような方法で勝ち続けるのか解説していきます。ポジショントレードは、利益を上げやすい・プラスアルファがあるの2つのメリットを利用し、大暴落を狙って長期的に利益を積み上げていくやり方です。サラリーマンの方が、特徴を理解し運用に役立てていただけますと幸いです。

利益を上げやすい

長期保有のポジショントレードがサラリーマンに注目されるのは、複数のメリットがあるためです。まず1つ目のメリットとして、サラリーマンでも利益を上げやすい特徴があります。短期取引のデイトレードやスイングトレードは短期売買を繰り返すため、取引回数が増えれば増えるほど損するリスクが高くなります。FXは全ての取引で勝つことはほぼなく、プロの投資家は複数回のトータルで利益を上げるのが特徴です。トータルで利益を出すには現在の取引状況の把握が必要で、忙しいサラリーマンだと難しいと感じられるでしょう。その一方でポジショントレードなら長期取引で、取引は数ヶ月または数年に1度だけでシンプルです。

なぜ短期取引がよくないのかというと、レバレッジを高くする必要があるためです。レバレッジは少ない資金を10倍にも20倍にもして運用ができます。たとえば100万円の資金で10倍のレバレッジをかければ、1,000万円の取引ができます。100万円のときの利益と1,000万円の利益は、金額が大きいと利益率が高いことがわかるはずです。しかしレバレッジが高ければそれだけ損する割合も高くなるため、短期売買はギャンブル要素が高くなってしまいます。

サラリーマンの方は安定的な利益を得ながらの運用が向いているため、長期取引のポジショントレードが向いています。短期売買のように手数料が何度もかからず、利益率を高めることができます。

プラスアルファがある

サラリーマンがFXで長期取引が向いているのは、為替変動の利益のほかにプラスアルファが得られるためです。デイトレードやスイングトレードは為替変動のみで利益を上げていくのに対し、ポジショントレードはスワップポイントも得られます。長期取引なら取引通貨の金利差が毎日入ってくることとなり、ポジションを保有するだけで利益を積み上げていくことができます。

たとえば金利が低い日本円を売って、豪ドルのように高金利の通貨を買うやり方です。高金利の通貨の保有数が多くなれば、金利差だけで10%程度の利回り運用もできます。日本の銀行にお金を預けたとしてもわずかな利益しか返ってこないため、長期間貯蓄するような感覚で運用できるのがポジショントレードのもうひとつの魅力です。

しかし金利が高いということは、それなりに理由があるため注意が必要です。高金利にしないとお金が集まらない理由があることから、スワップポイントだけで利益を上げようとしないようにしましょう。スワップポイントが高くなくても長期運用なら少しずつ利益は積み上っていくため、為替変動と合わせて利益率を考えることが大切です。短期運用だと1日や数週間で為替の変動が大きく変わることがなく、長期で見ると利益が出やすい銘柄も狙うことができます。

大暴落を狙う

サラリーマンの方がポジショントレードでFX取引をしていくなら、多くの人が売るタイミングで逆に買うようにしましょう。FXの取引の多くは短期売買で、経済情勢が大きく変わるときは不安材料により売りが増える傾向にあります。すると為替が大暴落してしまうのですが、その機会こそサラリーマンが狙うチャンスです。

特定の通貨が大暴落したということは、値段が安くなっています。長期的に見ても底値に近い値となっていることも多いため、安くその通貨を買うチャンスです。ニュースである国の通貨が暴落した話題が出てきたら、長期取引を前提に買う行動をしましょう。

長期取引でなぜ大暴落がチャンスなのかというと、値の動きがかなり下がる可能性があるためです。売りが多くなればもっと市場が下がるのではないかと不安に思う人が増えていき、相場より売りが進んでいくことになります。一時的な不安で行き過ぎた値動きがおきれば、それ以上下がる可能性は少ないと予測することができるでしょう。

ポジショントレードは長期運用の中で、複数の銘柄を保有するスタイルです。長期運用はポジションを複数持つ必要があるため、底値で銘柄を増やすことに集中させます。大暴落があってもその後市場が落ち着いてくると値が上がってくることが多く、安定的な稼ぎに繋がりやすいでしょう。

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