ポジショントレードを活用してFXを攻略しよう!

2020/2/18
ポジショントレード

ポジショントレードとは

一般的なサラリーマンが定年まで働いていれば安定した老後を送ることが出来るという時代は過去のものになりました。終身雇用制度は崩壊したため、現代の文化に適合した結果の残せる人材しか会社は雇用しません。そのため、副収入としてFXの存在が注目されているのです。今回はポジショントレードについて知っていきましょう。

まず、ポジショントレードとは、スキャルピングやデイトレード、スイングトレードなどとは違い、長期的にポジションを保有するという特徴を持っています。そのため、長い時には数年間ポジションを保有していることがあるのです。こちらは時間足を長く持つことができるので、比較的トレンドに素直に考えることが可能となります。相場を判断する場合にはトレンドラインを引くことが求められます。また、ファンダメンタルズ分析もきっちりと行なってください。他のトレードスタイルではノイズが発生することもあるファンダメンタルズ分析ですが、長期的にポジションを保有することが前提となるポジショントレードはその分析の通りに相場が動くことが多いです。そのため、情報が集めやすい国の通貨ペアを選ぶようにしましょう。

今回はポジショントレードについての記事を作成しました。他のトレードスタイルに比べて分かりにくいと感じる人も少なくないポジショントレードですが、この記事を読んでさらに理解を深めることによって、FXの勝率を上げることにも繋がります。何卒最後まで読んでいってください。どうぞよろしくお願いします。

特徴について

FXのトレードスタイルには、1日の間に数回から数十回の取引を繰り返すスキャルピングや1日に1回から数回の取引を行うデイトレード、さらに、一週間のうちに1回程度の取引を行うスイングトレードがあります。スイングトレードはこの3つの中でも一番ポジション保有期間が長いため、高い利益をあげると言われていますが、それよりも長いポジション保有期間を持つものがあります。それがポジショントレードです。

ポジショントレードの特徴や数週間から数ヶ月、あるいは数年間という長期間のポジションを保有して相場に向かうトレードスタイルです。そのため、取引回数が他のトレードスタイルよりも大幅に少なくなるという特徴をも持っています。そのため、非常に穏やかに市場と向き合うことが出来るという特徴を持っています。

通常、為替市場はレートが常時動いているため、ポジションがどのようになっているのかを気にしなければいけません。しかし、ポジショントレードはその特徴柄、他のトレードスタイルと比べても日々の値動きにあまり左右されません。そのため、忙しい毎日を送っているサラリーマンや子育て世代の主婦などにも受け入れやすいというメリットがあるのです。

手法について

FXのチャートの特徴として、時間軸が短ければ短いほどダマシが多くなると言われています。そのため、短期間で結果を出さなければいけないスキャルピングやデイトレードはリスクが高まる危険性があるのです。しかし、時間軸を大幅に長く取ることが出来るポジショントレードはチャート上の騙しが少なくなります。そのため、チャートの動きに素直に従って売買のスタイルを取ることが出来るのです。

では、ポジショントレードの時に取ることができるトレード手法にはどのようなものがあるのでしょうか。まず、トレンド方向に対して戻りや押し目を狙います。また、これに加えてトレンド方向に対するブレイクを狙うことによって、今の相場のトレンド状態がどのようになっているのかということをまず考えなければいけません。また、レンジ相場においてサポート＆レジスタンスの逆張りやトレンド相場に向かうブレイクを狙う場合、必ずレンジ相場であるという判断をしなければいけません。

つまり、どちらも共通して言えるのは足元の相場に対しての状態をシビアに見極める必要があります。そのときに役立つのがトレンドラインを引くということです。日足以上の時間軸はローソク足のヒゲも少なくなるため、トレンドラインも有効に機能するケースが増えます。

情報を分析する

ファンダメンタルズとは、国や政府の経済政策や景気動向、さらには各国の中央銀行の金融政策などが市場にどのような影響を与えるのかということです。日々の値動きは投資家がどのような売買をするのかということが大きく市場に影響を与えます。しかし、長期的な視点を持ってみれば、ファンダメンタルズの存在を無視することができません。ポジショントレードのように長期間ポジションを保有する場合には尚更それが言えるでしょう。

もちろん、デイトレードやスキャルピング、スイングトレードでもファンダメンタルズ分析を活用することは出来ます。しかし、短期間の取引においてはノイズ的な値動きが発生するため、しっかり分析をしてもその通りに市場が反応するのかは限りません。しかし、ポジショントレードの時間足チャートはノイズが少なくなるため素直に値動きをするケースが多いです。

ポジショントレードを活用する時にはファンダメンタル分析を大いに活用しましょう。また、そのためには通貨ペアに対応する2カ国についての情報を集めることが大切です。さらに、情報が入りやすいような国の通貨を扱うことが求められるため、比較的メジャーな通貨を扱うことがベターだと言えるでしょう。